「うつ病」と診断される半年前に、体に起きていた3つの異変⁉

体のサイン(予兆)

こんにちは、ねこまるです!
現在は療養中ですが、以前は本業が料理人、副業がWebデザイナーとして働いていました。

私は現在「適応障害・双極性障害」と診断されていますが、最初は「うつ病」という診断から始まりました。

今日は、その診断がつく前に起きていた「体のサイン(予兆)」について書きたいと思います。
過去の詳しいことは記憶が曖昧な部分もあるのですが、「あの時の体の感覚」だけは覚えています。

もし今、これを読んでいるあなたに同じような症状があるなら、どうか無理をしないでほしいです。

私の思考に起きた異変リスト

最初は「なんとなく不調」から始まり、だんだんと仕事や生活ができなくなっていきました。

1. 何も考えることが出来なくなる

飲食店のキッチンスタッフとして働いていた時のこと。
いつも通り発注やら週替わりのメニューやらを考えていた時、ふとボーっとして何も考えられなくなることがありました。

その時は「ただ疲れが溜まっているだけだ」と思い、周りを頼りながらカバーして仕事をこなしていました。

ただ、寝ても寝ても疲れが取れず、大好きなお風呂に浸かってもダメ。
益々、仕事中にボーっとすることが増えてきました。

2. 自暴自棄な考えが浮かんでくる

ボーっとするのが少し落ち着き、また普通に仕事が出来るようになってきたと思った矢先のこと。
今度は仕事中に、ふとこんな思考が湧いてくるようになりました。

「なんで生きてるのかな?」
「生きてる意味って何かな?」

考えたりすることは出来るようになってきたのですが、今度はルーティーン作業(野菜の切物をしている時など)をしていると、ずっとそういった疑問が沸きでてくるようになってきました。

3. ミスの増加と「無」の感情

自暴自棄な疑問が渦巻いている中で、とうとう考え事も出来なくなりボーっとし始めました。
すると、仕事や家庭でミスが増えていきました。

  • 仕事:発注ミスや提供ミスの連発
  • 家庭:鍵の閉め忘れ等が多発

常に注意の嵐で注意されても何も感じず、「無」の感情でした。
家庭のことでは、別居一歩手前まで来ていました。

体への決定的な異変

当時は「これくらいで休んではいけない」「みんな頑張っている」と思っていました。
でも、体は正直に「もう無理だ」とサインを出していました。

家庭崩壊一歩手前の時に、急に身体に異変がありました。
熱は無いのに、何故か熱っぽい。 常に体がだるさを感じ始めました。

病院に行き、「うつ状態である」と診断を受けましたが、正直あまりピンと来ていませんでした。
その為、診断を受けても薬を飲みながら仕事をし続けました。
(家庭に関しては、病気のことを理解してもらい踏みとどまりました)

「もっと早く休めばよかった」

正直、うつを甘く見ていたというか、軽視してました。
「まだ努力が足りないだけ、気合が足りないだけ」だと思っていました。

そんなある日、突然変化が訪れます。
他人の言動に対する怒りの沸点が、一気に低くなったのです。

物に強く当たるようになってしまいました。
それは1回や2回ではなく、頻繫に沸点を超えるようになっていったのです。

体が勝手に動いた日

そんなある日、疲れが溜まっていたせいもあってか再び沸点を超えました。

「またか」という自覚もあって、抑えようと深呼吸をしてみたりして落ち着かせる事を試みていましたが、その日は抑えきれませんでした。

何かに当たるというのはなかったのですが、体が勝手に上司のところに行き、退職の意向を伝えていました。
頭で考えるより先に、体が限界を迎えていたのだと思います。

今、辛い思いをしている方へ

もし、上記のリストに当てはまることがあるなら、それは甘えではなく「病気のサイン」かもしれません。

私のようになっても、休めば少しずつご飯が美味しくなったり、こうしてブログを書いたりできるようになります。
「逃げる」のではなく、「自分を守る」選択をしてほしいなと思います。

コメント